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自分合った脳の使い方 [脳科学]

おはようございます。

息子が夜中の3時に目を覚まし、スマイルゼミでスタンプをガンガン送ってきて、寝不足です。。。

さて、今日紹介する本は

『自分に合った脳の使い方』 石川大雅 著



になります。(連投で脳科学に関する本になりますが)

この石川大雅さんは、「脳科学のドラゴン桜」と異名をもつ方で、これまでに大企業のコンサルなど、3万人以上に自分の脳に合った人格を優位にすることで、誰でも成功できるとしています。ここでいう成功とは、お金持ちや地位、名声といったものではなく、全員が持っている「天才性を発揮すること」を成功と定義しています。また、昨日紹介した「自分の脳に合った勉強法」の著者である、小沼さんの師匠に当たる方で、独自の「芯観メソッド」を展開しています。



【要点】

成功へのプロセスは、
 ①望ましい状況(ビジョン)を描く
 ②現状を自覚する
 ③ビジョンとギャップの自覚し、そのギャップを解消するための課題に取り組む
とよくある成功哲学書と変わらない内容ですが、なぜ分かっているのにできないのか?について考察があり、面白いです。

「認識」と「自覚」について、アウトプットできないのは、「認識」してはいるが、「自覚=自分ごと」として捉えられていないからという点も、納得です。私もノウハウコレクターとして数十年経過していますが、確かに「わかっちゃいるけどやれないんだよね」という状態が続いてきましたので。

一番の驚きは、人間には複数の人格が存在する、という考え方です。上手くいっている時は、「成功人格」が優位となっており、上手くいかない場合は「失敗人格」が優位になっているという内容です。「人格」というと少し混乱するかもしれませんが、「イケてるモード」と「ダメダメモード」みたいに考えてもらえればと思います。

この「人格」という発想は、これまで「自分はダメだ」と責めてきた自分にとって、「あ、ダメダメモードが出ているな」と捉えることができるようになり、自分を責めることがなくなり、「成功人格」を引き出すことに切り替えることができるようになりました。

「成功人格」がどのような状態(ステート)であるのか?を探すワークも付いており、自分の「イケてるモード」を意識化して切り替えることができるようになります。

所感

子育て中も、何でうちの子はこんなこともできないのか?とか、昨日はとても良い子だったのに、今日は別人のよう。。。など人格が1つだけという見方をしていると、混乱することがあると思いますが、この複数の人格を持つということを理解すれば、子どもに対しても、「今日はよい子モードだね」とか「今日は悪い子モードが出ているな」とか、冷静に見ることができ、感情的にならずに子どもと話しができるようになると思います。

また、自分はどうしてダメなんだと自責が強い方にも、是非一読してもらいたい本です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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