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自分の脳に合った勉強法 [脳科学]

おはようございます。

6月に入り、雨が多くなってきましたね。東京の昨晩は、窓を開けるとひんやりした空気で、昼夜の気温の差が大きいので風邪などひかないように注意したいと思います。

最近、脳科学の本と心理学に嵌っています。仕事でどうしても自分の弱い面が出た時に失敗してしまうことがあり、なぜ上手くいく時と失敗する時があるのか?模索しています。

今読んでいるのは

『自分の脳に合った勉強法』 小沼勢矢 著

を読んでいます。



この本を知ったのは、メルマガで無料セミナーの案内があり、その動画の内容が非常に面白く感じ、講師である小沼さんの書籍を読んでみたいと感じたためです。

また、息子が塾に行きたいと言い出し、日能研に通い出したのですが、なかなか宿題が多く、やり切れず、息子本人も苦しんでいるようでしたので、何かよい方法がないか?と思っていたところ、本書に出会いました。


【要点】

苦手意識をつくる原因として、「言葉が分からない」「飛躍しすぎ」「お手本の不在」があるとし、どの段階で苦手意識を持っているのか?を掴むことが、苦手科目を克服するポイントとしています。

脳に合った学習タイプには、①視覚タイプ ②聴覚タイプ ③身体感覚タイプがあり、人それぞれタイプが違うということでした。この点については、これまで私がいろいろな人の勉強法を真似てきて、効果がある方法とそうでない方法があったのも、自分とタイプが一致している人の勉強方法が効果があり、そうでない人の勉強方法は効果が薄いのか、と納得しました。

本書では、自分の学習タイプが分かる30問の質問があり、その結果から自分がどのタイプなのか?判断することができます。ちなみに、私は「①視覚タイプ」でした。

また本書では、「レディネス学習」の大切さも書かれています。レディネスとは、「学習が成立するための前提となる知識や経験、心身の準備が整っている状態のこと」と定義されています。勉強を開始する前に、前提を洗い出し、目標を達成できた際の状態を意識することができれば、学習効果が上がるとのことです。

【所感】

自分と同じ学習法を子どもに強要することは、タイプが一致していれば効果はあるかもしれませんが、タイプが違えば効果が薄い、「どうしてうちの子、勉強のやり方を教えても上手くできないんだろう?」と感じる方は、一度、お子さんのタイプを見極めてから、タイプに合った学習方法を進めるのがよいと思います。

お子さんの勉強方法や、自分の資格取得のための勉強方法に迷われている方は、一読をお勧めします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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